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最近は時期的に各メーカーの決算報告記事がたくさん上がってきています。
ゲーマーとしてはひいきにしているメーカーの売上や経営状態といった部分が
気になるのは当然のことなので、チェックしているユーザーは多いと思いますが、
記事中に出てくる「営業利益」「経常利益」「純利益」といった言葉が、一体どう違うのか、
しっかりと把握していない方も多いようです。

(悲報) 任天堂、2014年3月期営業利益はマイナス464億円の3年連続赤字拡大へ


カプコン決算報告、売上高は前年同期比45%減!小規模なヒット作を出すも有力ソフト不足で大幅減収


ソニー決算報告、PS4の貢献により営業利益698億の黒字化増収!PS4は世界で爆売れ中!!


今回はそんな方たちのために個人的に「今さら聞けない、各利益の違い」
ごく簡単に説明しておきます。
決算記事でよくわからないときは参考にしてください。 ( ´・ω・)y─┛~~~oΟ◯




「営業利益」「経常利益」「純利益」の違い


そもそも「利益」とは、“何を差し引くか”によって異なります。

企業活動を行う上で、会社にはさまざまなお金が出入りします。
会社の経営状態の実態は1つの指標では表せないため、利益には複数の種類があり、
それぞれが意味することも異なります。

■営業利益
売上高からコスト(人件費や材料費、広告宣伝費など)を差し引いたもの。
本業で稼いだ利益を表します。売上高が良くても、経費がかさむと営業利益は
少なくなります。

■経常利益
営業利益に受取利息などの営業外収益を足し、銀行に支払う借入利息などの
営業外費用を差し引いたもの。会社の事業全体の利益をします。
本業が順調でも、借入金の返済や利息負担が多いと少なくなります。

■純利益(最終利益)
経常利益に、本業とは関係のない土地の売買などで発生した特別利益や
特別損失を足したり引いたりし、そこからさらに税金を差し引いたもの。
ソニーの場合、自社ビル売却で黒字化、などの記事がそれですね。
臨時の損益を含めた最終的に会社に残るお金を表します。

参考:http://www.kessansho.com/general/study/02_06.html

とまあ、ざっくり解説すると上記のような違いになります。
このほかにも外貨や為替の影響で会社の利益は上下します。

大切なのはやはり「営業利益」になるわけですが、ここで大きな負担額になるのが
「広告費」。売れる見込み、売るつもりでバンバンCM、広告を打つとそのぶん
宣伝経費がかさむのでできるだけ抑えたいのが企業の本音。
しかし目立たない広告であれば、そのぶん広告効果は薄く、お金をかけて派手に
宣伝すればするほど広告効果は高くなります。
最終的な売上予想と回収額との折り合いでこのへんは決定されます。

別例として「パズドラ」のようなロングランになれば、お金が入って儲かってから
広告費に大きくお金を回し、さらに大きな利益増大を目指す場合もあります。

また大人気シリーズの続編(例:『ドラクエ』『FF』新作など)は、ある程度正確な売上予想が
立つので、最初から広告費に大きくお金を回せるというパターンもあります。

このように企業経営、営業戦略などは複雑かつ多岐なパターンにより
成り立っており、その最終損益が「決算」の「利益率」となって数値化されます。

例外としてそんな細かな数字や兼ね合いをまとめて吹き飛ばす
『妖怪ウォッチ』のような、オバケタイトルもありますが、あれだけのヒットブランドは
そうそう生まれてこないのは皆さんの知るとおり。

会社経営というものは難しいもんですね。 ( ´・ω・)y─┛~~~oΟ◯

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