最高技術責任者としてOculus Riftへと専念していくことを明かしていたジョン・カーマック氏。
先日のFacebookによるOculus Rift買収に関し同氏が初めて口を開き、
正直に言えば買収元としてFacebookは予期していなかったことや、
買収劇には個人として一切関わっていなかったことを明らかにしました。

同氏は「会社が買収されるためだけに存在し運営されてきたのではないか
という疑惑について伝えたい」とコメント。
「商業の魔法」によって建設的なゲームが消費者レベルで取り引きされている中、
企業業買収は両社がより良い姿へ進むために本来行われるものでありながらも、
その正確な目的よりも推測される要素が多分に含まれており、
その感覚は間違いなく異なっていると明言。今回の買収によって
挙げられている疑惑が、実際の目的以上のものへと膨らんでいることを指摘しました。

買収元がFacebookということに関しカーマック氏は、
正直に言うと、Facebookは予期していなかった。
彼らと個人的な背景は一切持っていないし、もっと明確にシナジーの持つ企業を
想像していた
」と吐露。一方で「彼らが私が見ている全体像に
到達するであろうと信じる理由がある、それは強力なエネルギーによって
実現するだろう」と続け、彼らが買収を単なる思いつきで行ったことなどと
思わないように
皆へ改めて強調しました。
http://www.gamespark.jp/article/2014/03/31/47446.html

裏でいい意味で話が進んでいなかったとすると、
やはりFacebook側からしてみれば、『目をつけて買収した』というのは明白。

純粋に技術投資の目的もあるのかもしれませんが、
大衆としてみれば、せっかくキックスターター(資金調達プラットフォーム)から
成り上がった、いわば“みんなで育てた”VR技術なのに、
育ったところで資本力のあるところに旨みだけ吸い取られたような感覚に
陥ってしまいます。

実情はどうあれ、よく思ってない人は多数。
それが今後Oculusをどう左右していくのか、みものです。
( ´・ω・)y─┛~~~oΟ◯

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「マインクラフト」のノッチ『Oculus Rift向けのバージョンはちゃんと作ってたわ!!』 未開発疑惑に反論