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任天堂は2015年を目処に、新興国向けに専用の新ゲーム機と、新たに開発する
専用ソフトを投入することを表明。
新興国はゲームビジネスの新たな市場となるか? 




◆任天堂――専用の新ゲーム機とソフトを投入

任天堂新ゲーム機のメインターゲットは「新興国において大多数を占める中流層」。
そこに狙いを定めたゲーム機を一から作ることで、既存の最新ゲーム機よりも
購入しやすい価格帯にするようです。

「自社タイトルをスマートフォンに供給しないのか」という声に対し、
「任天堂の強みを活かせるのはハード・ソフト一体型のプラットフォームビジネス」である
と繰り返し語ってきた岩田社長。今回の新ゲーム機発表はその理念がこれ以上なく
明確に打ち出されています。Wii Uの不振が続くなか、そういった"らしさ"を持つ
ゲームソフトを提示できるのかに注目です。

◆ソニーとマイクロソフト――それぞれ独自のスタンスで新興国への進出を図る

新興国を可能性のある市場とみなして参入する――任天堂と同じように考え、
すでに実行に移していたプラットフォームホルダー、それがソニーです。

平井一夫社長は昨年末、2014年度における新興国での売上高について11年度比で
4割増を目指すという方針を明らかにしています。PS4の展開を見ればゲーム事業に
おいても新興国に熱い視線を送っていることは想像に難くありません。

また、マイクロソフトも今年9月にXbox Oneを上海で販売開始する意向を明らかに
しました。中国は長年海外製ゲーム機の販売が禁止されており、今年1月から
限定的に販売が解禁されたという、複雑な事情を持つ地域。
どれだけ普及させられるかは未知数と言えるでしょう。

◆新興国進出でゲーム人口拡大なるか?
さまざまな事情から、少しずつ新興国をも舞台にしつつあるゲームビジネス。
どのゲーム機であれしっかり売れて普及してくれれば、それは結果的に任天堂が
かねてから提唱する「ゲーム人口拡大」につながります。
各社の今後の動向、取り組みに期待しましょう。

全文は ↓
http://www.inside-games.jp/article/2014/05/10/76644.html

スマホゲーに押され、コンシューマゲームが売れなくなった現在、
今後の各社動向に注目ですね。 ( ´・ω・)y─┛~~~oΟ◯

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