『YOGABOOK』レビュー


先週、突然お気に入りのASUSノートが逝きました。
あまりの突然の死に、いつもより多めに毛が抜けた気配。007367


http://ebitsu.net/archives/68539257.html
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早急に手を打たねばこのままでは完全にハゲるので、ネットで手頃で面白そうなの探してみたら、
レノボから去年の10月半ばに登場したばかりの2in1タブレット『YOGABOOK』が
密かに話題になっているとのこと。

なんでも注文殺到で2度も販売中止になったり、転売屋がごっそり買い占めて、一時期価格が
超高騰したりと、PC好きの間で話題性だけはぶっちぎり1位だったみたいです。

https://kakakumag.com/pc-smartphone/?id=9531

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2タイプあり、両モデル共通スペック。使用には十分な模様。

【両モデル共通スペック】
CPU  Atom x5-Z8550
メモリー  4GB
ストレージ  64GB
液晶  10.1型(1920×1080ピクセル)
本体サイズ  256.6×170.8×9.6mm
重量  690g
バッテリー駆動時間  13時間(Windows版)
 15時間(Android版)

価格はAndoroid版42,984円、Windows版57,024円。
自分は用途上、Windows版を選択。


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http://shopap.lenovo.com/jp/tablets/lenovo/yoga/yoga-book/


Amazonで割引価格、現在の相場はこれくらい。







YOGABOOKはノートPCとしてみた時、本当にこれまでのものとは一線を画す、
斬新なアイディアがふんだんに詰め込まれています。

まず特筆すべきはその薄さと軽さ。
常時持ち歩くには1gでも軽い方が良いのは当然ですが、YOGABOOKは
その点は完全に及第点、ヘタすれば鞄に入れていたことを忘れるほどに軽いです。

約690gの超軽量ボディ。見た目、サイズ感は大学ノートに近く、知らない人が見たら、
パッと見、黒いノートが机に置いてあると勘違いできるレベル。

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さらにキーボードと液晶を繋ぐ特殊ヒンジが、かなりのクセモノ。

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360度回転するヒンジにより、さまざまなスタイルで利用可能。
ノートPCとしてでなく、用途によってタブレットになったり、メディアプレーヤーになったり、
まな板になったりと変幻自在です。 まな板はやらないか

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これだけでも十分変態なPCですが、ここまでは実は序の口、YOGA BOOKの本気は、
キーボード右上にあるペンボタンを押すことによって初めて知ることができます。

ペンボタンを押すとなんとキーボード全体がまっ黒に切り替わり、パッド全体を
手書きパッドとして使える「ペンモード」に切り替わります。なんだこれ!(`・ω・´)

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紙に書いたものがそのままデジタル化!!


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絵も文書もすべて手書きデジタル化OK!!

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紙は付属の専用紙。ペンも同梱の専用ペンを使います。
普段使いの紙を使わない場合はそのままペンタブのペンとなり、
紙で書く場合には、専用のインクカートリッジをペンに装着しての使用となります。
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この機能により、会議、打ち合わせの時は速記メモ、後でPCでタイピングして保存~と
2度手間していたビジネスマンも、速記メモ=即デジタル化、PDF取り込みが可能。

PCでデジタルイラストを描くのが趣味の人も手軽に描けて、仕上がったイラストを
ペンモード終了→PCモードに切り替え即SNS投稿も可能というわけです。

個人的にはあまり使う機会がなさそうな機能なんですが、実際に触ってみると
この機能は便利と言わざるを得ません。
遊び心満載なうえ、ビジネスにも実用的です。


ここまで書くとYOGABOOK良いことだらけなんですが、もちろん欠点もあります。
その最たるは、タイピング面です。

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YOGABOOKにはその製品の仕様上、物理キーがありません
面に触ると光とともにキーボードが浮かび上がってくるタッチパット形式になっています。
『Haloキーボード』とか言うらしいです。

これは完全に好き嫌いが分かれる仕様で、変わっているものが好きな自分は
このギミック・見た目にまず惚れたからこそ買えましたが、物理キーボードに慣れている人には、
確実に違和感を感じる仕様となっています。

ではキーを叩いてもタブレットをタッチしている感覚とまるで同じかというとそうではなく、
キーを押すたびに「ヴッ」と音と振動で、今確実に押せたことを伝えてくれます。
仮想的にですが、ちゃんと“押し心地”というものを感じさせてはくれます。

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実際に試してみたタイピング反応は、もたつきは感じませんが、
キーの幅や配列が微妙に違うので“慣れ”が必要。
数字で正確に言えば、キーピッチは18.1mm、キー数は85キー。
ブラインドタッチできないこともないですが、慣れるまではHaloキーボードでの長文作成は
難しいんじゃないかなと思います。

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拡張機能としては、まずmicroSDは入ります。
ただし専用ピンで引っ張り出さないとスロットが出てこないので、
SDの入替えは面倒くさいです。

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タッチパッドはあまり優秀でなく、タッチパットジェスチャーがあまり効きません。

マウスがあった方が作業効率は上がると思いますがmicroUSBポートも1つしかないので、
拡張したい場合はまず、USBハブを買った方が良いでしょう。1000円程度で買えます。
これとワイヤレスマウスがあれば、ゴチャゴチャせずにスッキリ作業できます。

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上記で仕様を理解し、納得したうえで、まだ欲しいという人には多分、神ハードです。

Haloキーボードをちょっとディスりましたが、使用感を差っ引いても何よりカッコいいです。
光で浮かび上がるキーボード、実に未来的です。

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そしてけっこう慣れてきた自分としては、思っていた以上に使えてます。
この記事の全文を今、Haloキーボードで打っているのが何よりの証拠です。
もっと使いにくいと思っていました。

特殊なヒンジ設計により、自在にスタイルを変えることができるギミック。
どんな形にでも変形し、PCとしてもタブレットとしても非常に優秀なハードとして使い込めます。

カフェに持っていってドヤれる
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ファミレスでタブレットにしてコーヒー
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テント型にしてYouTube視聴も快適でした
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ここでは紹介しきれませんでしたが、ブックリーダーアプリをインストールして小説を読んだり、
拡張したUSBハブにUSBコントローラーを繋いでゲームも楽しめました。

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ということで、何でもできる変態ガジェット「YOGABOOK」、これだけのスペックの割には
6万円弱で購入可能とリーズナブルな価格設定、重量の軽さ、コンパクトな薄さ、
バッテリー駆動時間の長さなど、ハードウェアとしての魅力はかなり高いように感じます。

お気に入りノートが壊れるまでノーマークだった1台ですが、使ってみてあまりに面白く
便利だったので紹介してみました。
完全無欠ではありませんが、毎日触りたくなる面白いPCをお探しの方は
ぜひチェックしてみてください。

また、長くなっちゃった。
長々読んで頂きありがとうございます。
お疲れ様でした。 ( ´・ω・)y─┛~~~oΟ◯



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