ニンテンドースイッチ ハック 始まる


004802
http://gamegaz.com/2017100820984/

海外ハッカーチームReSwitchedは3.0.0までのSwitchにはsm:h/smhaxという、
システムモジュールにビルトインされているサービスマネージャー(“sm”)が
ユーザーに対してフルパーミッションを与えてしまう脆弱性が存在することから
Switchをアップデートしないよう警告。

簡単に言えばSwitchにはver3.00までのセキュリティに穴(セキュリティホール)があり、
そこをついてHomebrew起動が可能、Homebrewが動けばハック(改造)可能というわけで、
エミュレーターを入れてファミコンやスーファミを動かしたり、色々できそうだという話です。
今回発表されたのは以下のツール。

PegaSwitch 3.0
Switch OS 2.0.0-3.0.0に対応したWebkit exploitのツールキットで、
IPC(プロセッサ間通信)のサポートやAPI(ソフトウェアのやりとりに使われる
インターフェイス)などをSwitchプラットフォームに実装できます。


libtransistor
SwitchのオープンソースSDKのHomebrew開発プラットフォームです。

Mephisto
ゲーム以外のSwitchバイナリ向けエミュレータで、GDBデバッガとしても使用可能。
IDAを使ったシステムモジュールのソースレベルのデバッグも可能です。
ただしゲームの開発用途には使用できません。。

SwIPC
IPCメッセージの標準的な仕様を定義するためのプロジェクトです。

*各ツールリンクはソース元参照

これらのツールは一部のメンバーだけで開発されていましたが、ついに一般公開。
今後は主に開発者を含むコミュニティに対してSwithハックシーンへの貢献が期待されています。

ただしこれらツールの活用には重要な条件があります。

それは「ROhan」と呼ばれるwitch OS 3.0.0以下で任意のコードを実行できるという
exploitで、3.0.1アップデートで対策されたため3.0.0以下のSwitchである必要があります

まだHomebrewゲームの開発には対応しておらず、グラフィック関連環境の開発がまだこれから。
一旦環境が揃えば、今後はexploitさえ新たに見つかればHomebrew環境が
継続できる可能性は高いです。

今回公開されたツールはあくまで一般ユーザーが直接使えるようなものではなく、
開発者向けの開発環境が公開された段階。

開発者(ハッカー)たちがツールを足がかりに開発を進めれば、そのうち誰でも使える
Switch向けエミュやオリジナルUI,壁紙、さらにはROMイメージの起動も可能になる
無料ハックツールが公開されるかも知れません。

hqdefault


夢のような話ですが、もちろん問題も山積み。

1・そもそも法的にどうなのか

2・最新アップデートができなくなるため、スプラトゥーン2など最新ファームウェアを
必要とするゲームが全てプレイ不可能に

3・完全ハックを可能にするexploitが最後まで見つからず、
実用的なハックは結局できないかも知れない

現段階では本当に改造が好きな人が、ファームウェアも上げず、
なんだかクルクル回っているHomebrewデバックを眺めてニヤニヤしているだけの
超マニアックなものです。

004803


これが今後かつてのPSPハックのように、実用的なものになる可能性は確かにありますが
できたらできたで、Switchの新作ゲームが楽しめなくなるうえ、多分変なあだ名つけられて
友達やネットで叩かれます。

メリットがデメリットを上回るような状況になったらまたお伝えします。
( ´・ω・)y─┛~~~oΟ◯ 推奨はしませんが個人的にはハック・改造と聞くとワクワクが止まらない









入金不要ボーナスのリストはこちら