松野氏:
作家性ですか……。よく言われますけど、自分のことを作家だと決して思っていませんね。
宣伝的な立場から“作家”と名乗ることがあったとしても、心底、
吉田氏:
いやでも少なくとも、僕は松野さんに“松野ゲー”を求めていますよ。
松野氏:
逆に聞くけど、吉Pは自分のゲームに自分らしさを求めている?
吉田氏:
いや……僕は楽しんでもらって、結果として売れればそれでいいですね。
松野氏:
そうだよね? それ以上の何を求めるの?
吉田氏:
でも、僕はいまの日本には『オウガ』のような
松野氏:
そこは真逆の意見でして……。
スマホのゲームが主流になっているいまの市場で、
コンシューマーにすら求めなくなっている気がします。
もちろん、作家性の強い小島秀夫さんや上田文人くん【※】の新作が出たら
──いつから「ゲームは作家性を求められていない」と考えるようになったんですか?
松野氏:
一部のゲームファンが「作家性」と言っていた時代もあったでしょう。
でも、実際に市場でゲームを待っている何十万、何百万という人たちからしたら、
正確には「求めていない」のではなく、「それを意識したことがない」ですね。
吉田氏:
はい、僕もそうですね……。『ドラクエ』だとしても、数百万人のお客様の中で、
松野氏:
きっと宮本さんの名前だって大半の消費者は知らない。世間でゲームは、いまだに
そもそもゲームに作家性を求めたのだって、監督主義指向の強い映画に倣って
たとえばお化け屋敷にだって、業界では有名なクリエイターがいるわけなんだけど、
吉田氏:
そこはまったく同意します。面白さもプロが仕事をしただけで、
松野氏:
そう、大切なのは「あのお化け屋敷はスゴかった」と思って帰ってもらうことだけ。
それに比べれば、正直なところ、作家性なんてじつにくだらない話。
そもそもゲームは集団で制作するもので、メディアのような表舞台では個人が
多くのスタッフの力を結集してこその商品ですから。
http://news.denfaminicogamer.jp/interview/180522/3
オウガバトルサーガ完結させて
またゲーム作ってくれよ
シナリオの話じゃないようだし
小めんどくさいことやるだけが作家性ではないな
作った人の作家性が出てるゲームってやっぱ好きなんですよ
まあ宮本茂って名前を言っても多くの人は「誰それ?」だろうけど
「マリオ作った人だよ」って言えば「ああー」ってなると思う
誰にでも分かるぐらいの功績を作ってるけど、表に出しゃばってない人って感じだな
そう言う所いいね
一般の人にしてみたらそうでもないからね
若い女なら誰もが知ってるファッションブランドやデザイナーや
インディーズが注目されるのも作家性追求してる作品あるからだろう
それでもなお出てくるのが作家性というものだと思うし
あんまり作家性を売りにしすぎると、メーカーとクリエイターの関係が
具体的にはメタルギアみたいになる
俺は作風がひとりの個人に依存するよりも、
松野の場合は、小さなメーカーが生き残るために
他の人がやってないことを必死にやってたら、
結果的に作家性と言われるようなっててしまったって感じ
松野の次の世代が、スタイルだけ真似て寒くなってる感じ
ってプロモーションに使い始めたんじゃ無かったか?
大元はドラクエの時にマシリトが仕掛けたって説もある。
その前にコロコロでハドソンのゲーム開発者が名前出してたけどな。
名人か?
名人は元々営業の人間だったらしいぞ
高橋名人じゃないよ。エンジニアの仲本さんとかプログラマの野沢さんとか。
http://news.denfaminicogamer.jp/projectbook/torishima/3
鳥嶋氏:
僕が逃したゲームは二つあるんです。
一つは『ポケットモンスター』ね。でも、これは正直に告白するけど、
僕が自分の目で見て何一つ良さがわからなかったから仕方ない。
もう一つは『伝説のオウガバトル』なんです。
――松野泰己さん(※)ですか。
鳥嶋氏:
そう。ゲームショウで見たときに、ビジュアルもゲームコンセプトも素晴らしいと思った。
ただ、そのときについ「確かに良いゲームだけど
でも、実際にゲームが発売されてすぐに、「ああ、なぜ会いに行かなかったのか」
確かにあのゲームは年長者向けだよ、でもこの松野という男は決して
絶対に他のゲームを作れる男だった、と気づいたんだね。
――それはどういう部分で感じたのですか?
鳥嶋氏:
まず、あの世界観の“暗さ”ね。ゲームの中に「悪」という概念をここまでリアルに入れて、
しかも松野はプレイの仕方でどんどんストーリーが変化していくようにしたわけだよ。
それからは、用賀にあったクエスト社に月1回お茶を飲みに行って、
でも、絶対にクエストの社長が会わせてくれないんだよ。
佐藤氏:
徳川さん!
鳥嶋氏:
そうそう、徳川家の末裔の人らしいんだけどね。でも、そうしたらある日、坂口が
「松野泰己をスクウェアに迎えようと思ってる」と言い出して、
――なぜですか?
鳥嶋氏:
だって、坂口と同じ方向で、かつ彼を超える可能性のある唯一の天才が
というか作家性しかないわな
あと絵の良さか
なんだかんだインディーズなんかでも雰囲気ってのは評価の
雰囲気というのは結局作家性の一部だからな
松野の言い分は少々極端だね
読者コメント
2.名無し
照れ隠しか謙遜してるだけだろ
3.名無し
アメリカの映画は複数の脚本家が寄ってたかってシナリオを作り上げるし、アメコミは出版社に版権があるし話は出版社のお抱えのライターが作って作画は別発注だし
日本はゲーム以外は逆に作家性に寄りすぎてるよね だからジブリのハヤオみたいにそいつがいなくなると後継者がいなくなって終わっちゃうんだよね
つくづく思うけどどうして日本はそこらへん出版社とかが原作がっちり作ってアメコミ式でやらないのかね
ある意味ガンダムと東映アニメくらいだね そこらへんしっかりやってるの やっぱり日本は作家信仰が強すぎる気がする
4.名無し
12放棄した奴が偉そうに
5.名無し
松野には作家製しか求めてないのだが・・・
6.名無し
ま、ストーリーなんてダクソみたいにアイテムの詳細見ながら補完する程度でいいんだよね
強制的にストーリーを注目させられるのが大嫌い
たとえばQTEとかQTEとかあとQTEね
7.名無し
作家性否定するならシナリオ書くのやめたらいいと思うんだけどなぁ
8.名無し
まぁ天才の一種だろうが、IPとしてではなく、システムやジャンル的なもので貢献するタイプやろうな。
9.名無し
※3
個人にファンがついてるからと思う。IPではなく。
松野氏は核心をついてる。特に分かりやすいのが宮本茂。かれ、マリオ、ゼルダ、ドンキーコング、スターフォックス、ピクミンの生みの親であり、マザーの共同制作者の一人だが、コアなゲーマーじゃないと名前を知られてないからな。功績で言えば宮崎駿より上だと断言できる。ぶっちゃけ任天堂は彼がいなければ存在してないので。
ここまでの人物なのに、一般的に知名度がイマイチであるのは、宮本茂という名前を全面的に出しておらず、逆にマリオやゼルダといった風に、あくまで作品として勝負に徹してるから。なので、宮本茂が関わってなくても、買い控えとかそういうのはない。逆に老害とか言われてるしな。まぁ実際そうなのかもしれんけど、作品を作る能力はとっくにピークは過ぎてるだろうし。ただ、この人の全盛期に憧れて、要は作品だな、マリオやゼルダの。あれに引き寄せられ、有能な人物が集まり、切磋琢磨してIPの進化や存続が成されている。コジカンやパヤオをワンセットにしてしまい、個人が退くと衰退してしまったのとは逆やな。世代交代まで成功してる面を考えると宮本茂は本当に凄いわ。
10.名無し
※7
今の時代としては合わんことや、年数が経てば自身の能力が衰えるからやろ。芸術家タイプはこの宿命から逃れられん。音楽家なんかまさにそれで、長生きできん理由はそれ。しかし、全盛期は物凄いから、クラシック音楽や美術品などとして残る。ホンモノはやっぱり、どの時代でも凄さは分かる。その時の天才達がみて、あ、こいつにゃ敵わないと思うのがそれ。勝ってると気づいたらそいつは更に化物ということ。ちなみに、モーツァルトはマジキチの天才と言われてるらしい。彼は現在進行形、つまり即興で音楽を作るタイプらしく、イメージをその場で表現できる。で、演奏力も高く完成度は高い。まさにバケモノ。逆に理詰めなのがベートベンだっけか?
11.名無し
スマホゲーに魅力を感じないのはそこなのかな。。なんかサッカー観戦とかに近い感じなんだよね
世間では異常なまでに皆んなに人気があるけど、自分は一切興味が湧かないという
一方で自分の興味のあるのは個性的な魅力のあるゲームだけど、たしかにそれほどの売上は見せない
商業っていう点で考えたら、作家性ってのは逆に毒なのかも
12.名無し
少なくともゲーマーは作家性を求めているだろ
一般ユーザーは暇つぶし位にしか思ってないかもだが、彼らをゲーマーにするためにも作家性は必要だと思う
13.名無し
松野の最高傑作はベイグラントストーリーだよね
FF12が長期制作で降ろされてから目立たなくなったけど
イヴァリースの世界はもっと触れたかった小説やラノベで作ってくれないかな
14.名無し
悪い意味で作家性を出す人はこんな謙虚では無く俺が俺だだけど
中二病シナリオ専門の人や、辻褄さえも無い5のゲームの人とか
15.名無し
レッドシーズのメガネが作家性を勘違いしてるよな
16.名無し
橋野に高橋、大いに期待してる人は沢山いるけど
もう松野に期待してることなんかないから引退すればいいんじゃね
17.名無し
FEがSFCからGBAになったらクソゲー化したのは
やっぱ作家性が原因では
18.名無し
>>4
あれは健康上の問題だろクズが
19.名無し
こんなの自分に求められてることに応えられないことの言い訳じゃない?
作家性がでてるの求めてないなんて嘘だって小島や上田作品は買うっていうことで自分でも認めちゃってるし
もう自分には無理だよぉってことだろ
だっせえ
終わってるな
20.名無し
そりゃ大半の消費者が作家性を意識しないのは当然だし事実だけど
作家性のあるゲームは必要ないという理由にはなってないよ
例にあげた作品全部売れてるじゃない
まあ、枯れちゃったし熱意もないから期待すんのやめろってことか
21.名無し
作家性を意識してなくても、作家性に惹かれてその作者の作品を買ってるなんてことは普通にあるぞ
22.名無し
松野自分の持ち味を理解してなかった
作家性なんか要らないっつったらお前の仕事いくらでも代わりが居るぞ
23.名無し
その作家性が崩壊してダメになったテイルズってのがあってだな
1.
このコメントは削除されました。
2018年06月10日 03:26 ▽このコメントに返信