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「マリオカート8」効果も芳しくなく、いよいよ窮地に立たされる任天堂Wii U。
起死回生の策略とは。朝日系メディア「dot.」で分析されています。


 
以下、引用
ゲームファンは見逃せない北米最大のゲームショウ「E3 2014」。
アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスで2014年6月10日から12日まで開催され、
マイクロソフトが昨年に海外で発売した家庭用ゲーム機「Xbox One」
(日本では14年9月4日発売予定)向けに多数のゲームソフトを発表するなど、
今年も多数の新製品が登場した。

その「E3 2014」で、「Wii U」の世界的な販売不振で3期連続の赤字に陥っている
任天堂が出したものは、一味違っていた。

任天堂が今回発表したのは「Ammibo(アミーボ)」というフィギュアだ。
フィギュアというと一見ゲームには関係なさそうだが、「Ammibo」には
書き込み可能なNFCタグが内蔵されており、ゲームソフトとNFCによる通信で
連携させることができる。具体的な使い方としては、「Ammibo」を「Wii U」の
ゲームパッドにかざすことで、ゲーム内にフィギュアをキャラクターとして
登場させることができる。このフィギュアにはマリオ、ヨッシー、カービィなど
任天堂の定番キャラクターが用意され、例えば、マリオのフィギュアを
ゲームパッドにかざすと、マリオがゲーム内に登場する。更にゲーム内で
フィギュアの能力を向上させるなどして成長させ、そのデータを「Ammibo」に
再び保存すれば、自分だけのキャラクターデータを収めたフィギュアが持てるという。
いわば、フィギュア型のメモリーカードのようなものなのである。

この「Ammibo」は日本では今年冬に発売する予定だ。対応するソフトは、
すでに販売されている「マリオカート8」のほか、今後発売されWii U用ソフトの
「マリオパーティー10」や「大乱闘スマッシュブラザーズ」の新作などとなっている。
また来年には、フィギュアを「ニンテンドー3DS」にも対応させるとしている。

フィギュアというアプローチで、ゲームという画面上だけでは完結しない世界を
創り出そうとしている任天堂。E3では、“マリオ”が登場する
「大乱闘スマッシュブラザーズ」や「マリオパーティー」をはじめ
「ゼルダの伝説」の最新作、さらにモノリスソフトの注目作
「XenobladeX(ゼノブレイドクロス)」などを含んだ15本の新作ソフトも発表。
「Ammibo」と併せた「Wii U」の起死回生への策略は果たして成功へとつながるか。
http://dot.asahi.com/science/it/2014061700100.html
まずものすごい勢いで「Amiibo」を「Ammibo」と間違えていますがそれは置いておき、
Amiiboのコンセプト自体は非常に面白く、ハマればWii U本体の起死回生も
十分ありえるのではないでしょうか。

まさに「夢が広がりんぐ」状態ですが、気になるのは一個一個の値段。
発言では10~15ドルというような話もありましたが、国内で1480円程度となると、
ちょっと大量買いは難しいかもしれません。980円になっても同様。
フィギュアとしてのクオリティに妥協しないのと、内部に記録メディアを持つ以上
仕方ないかもしれませんが、そうなるとAmiibo一個一個に愛着を沸かせる要素が
重要になってきますね。

Amiibo自体で儲けるというよりは、Wii U本体の需要喚起狙いがやはり強いでしょうか。
リリース後の推移を見守っていきたいところです。

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written by プンバ

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http://www.nintendo.co.jp/event/e3_2014/lineup/amiibo/



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