世界遺産の街並みを走る!世界陸上2023

今年も熱い夏が訪れようとしています!今大会で19回目を迎える世界陸上競技選手権大会は、ハンガリーの首都・ブダペストで8月19日から27日にかけて開催される予定です。その街並みの美しさから、『ドナウの真珠』『ドナウの薔薇』とも呼ばれるブダペストは、1987年にユネスコ世界遺産に指定されています。今回の世界陸上でもマラソンなどの競技でも、この歴史ある景観の中を選手たちが駆け抜けていくコースが予定されています。

最近ではこうしたスポーツの観戦方法もバリエーション豊富になりました。bet365 アプリを試合経過とともに楽しむなど、世界中で利用者数が増加しているとも言われています。ここでは世界陸上のマラソンのコース上にある、ブダペストの歴史的建造物や景色についてみていきたいと思います。

英雄広場

マラソンのスタート地点となるのが、ブダペスト中心地からやや北東に位置している『英雄広場』です。美しいルネサンス様式の宮殿や邸宅が立ち並ぶ大通り『アンドラーシ通り』の突き当りにあり、中央には36mの塔がそびえる街のシンボルでもある36mの塔がそびえ建っています。1896年にハンガリー建国1000年を記念して建設された市街最大の広場です。ここはスタート地点であると同時に、ゴール地点ともなっています。

セーチェーニ鎖橋

英雄広場からスタートすると、選手たちはそのままメインストリートでもあるアンドラーシ通りを市内に向かって駆け抜け、そしてドナウ川にかかる『セーチェーニ鎖橋』へと向かいます。この橋は、ブダ地区とペスト地区を結ぶ9本の橋の中でも、一番最初に両方の地区を結んだ石橋と言われており、全長380m、幅14.8 mの大きさを誇ります。ちなみに橋の名称は、この建設プロジェクトを進めた「セーチェ二伯爵」の名に因んでいるとのこと。ただし最初にあった橋は、第二次大戦中にドイツ軍によって完全に破壊されたため、現在私たちが見ているものは、1949年に新たに再建されたものになります。

ブダ城

そして次に見えてくるのが、ドナウ川を見下ろす丘の上にある『ブダ城』です。ブダ城は13世紀に要塞として建てられたのがはじめと言われていますが、16世紀にオスマン帝国が侵略した際に、壊滅的な打撃を受けました。それを再建したのが、18世紀にオーストリア女帝として君臨したマリア・テレジアです。その後も長い歴史の中で、王宮は何度も破壊と再建を繰り返されたため、ゴシック様式からバロック様式まで、多岐にわたる建築様式を備えた今日の姿へと移っていきます。

ブダ城を越えると、今度はトンネルをくぐり、城を迂回する道のりで再び橋を渡り、アンドラーシ通りを走って、スタート地点だった英雄広場まで戻るコースとなっています。

歴史的都市・ブダペストで開催される世界陸上競技選手権大会。男子マラソンは27日、女子マラソンは26日に行われます。観光気分で街並みを眺めながら、選手たちを応援してみるのも良いかもしれませんね!



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