ついにPS2が動く!デカ有機EL液晶搭載の最新エミュ「RG556」詳細解説徹底レビュー 


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レトロゲームファンにはお馴染みのANBERNICさんから
最新機種が到着しました。
お馴染みといっても今回のANBERNIC最新機種「RG556」はちょっと勝手が違います。

これまでANBERNICシリーズと言えば、『安価で手軽、それでいて必要機能は完全網羅』
といった、コスパ重視にふりきったハードが多かったのですが、
今回は新境地『豪華で重厚、過去のエミュハードを最高レベルに引き上げた完成形』
そう思ってもらって結構な、スペック・グラフィック・デザイン性に重点を置いた
良い意味でANBERNICらしからぬ凄いハードとなっています。

実売は開始されているのですが、実際に皆様のお手元に届くのは3月になるという
まだ日本市場に姿すら見せていない、これから登場の最新機種ANBERNIC RG556」。
今回一足先に送っていただいたので、先行レビューしていきたいと思います。

これはガチで凄いハードですよ、ちょっと興奮してます。
解説入ります!! (`・ω・´)


基本スペック


まずはRG556」概要、基本スペックから。

公式資料から引用しますと、まず特筆すべきは5.48インチ1080pの大画面液晶。
SwitchLiteが5.5インチなので、ほぼ同サイズと思ってください。
そして従来のIPS液晶から、今一番発色が美しいとされる
有機EL液晶(AMOLED)タッチパネル搭載、解像度 1920 × 1080の妥協なき出力、
RAMは8GB LPDDR5X、128GB UFS 2.2、バッテリーも5500mAh搭載で
長時間の携帯連続プレイにも耐えられます。

Geekbench 6のスコアでは、シングルコアで860~870
マルチコアで2,300~2,400、GPUで約2,200。

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そしてエミュ機注目の対応エミュレータの数が、ただでさえ膨大なANBERNIC
エミュシリーズだったところ、ついに携帯プレイ不可能と言われていた
PS2に完全対応しました。さらには3DS、Wii、N64まで追加されています。
すべては上記のハイスペックハードとなったことでメモリを確保し実現、
これまでのコスパ重視シリーズでは越えられなかった壁をついに越えてくれました。

対応機種:PS2、WII、NGC、3DS、PSP、DC、SS、PS1、NDS、
N64、CPS1、CPS2、CPS3、FBA、NEOGEO、GBA、GBC、GB、SFC、
FC、MD、SMS、MSX、PCE、WSC等・ほか

操作性


そして操作性の大幅向上。従来型と異なり、グリップ部のある
ラウンドデザインとなっています。
まぁこれは口で説明するよりも、画像と映像で確認した方が
わかりやすいと思います。下記に公式動画も貼っておきます。

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凄くないですか。
ホールジョイスティック、ホールトリガーに、ジャイロスコープ、
振動モーターまで搭載、つまり操作部に関する妥協は一切ナシ。
サクサク快適操作を実現しつつ、超美麗フルHD解像度な有機ELデカ画面です。
ちなみにスピーカーもダブル内蔵なので、実際に聞くと音もかなり良いですよ。

数少ない難点を1つ挙げるなら、液晶がデカくなった弊害で、
持った感じグリップは最高なんですが、若干重たくなっていることですかね。


導入・基本機能


上記を踏まえたうえで箱開け。
厳重梱包で本体に傷の心配なし。

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ほか付属品にUSB充電ケーブルタイプC、液晶保護シート、説明書など。

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今作は従来型から刷新と前述した通り、ダブルスロットじゃないんですね。
そしてmicroSD格納スロットにも蓋が付くようになりました。
これはホコリ対策に地味に嬉しい。

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給電。タイプCなので、わりとなんでも給電対応。地味に嬉しい。

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RG556」は基本英語メニューです。
なのでまずやった方がいいのは日本語化。
settingからやりますが、見つけづらいという人は
searchに「language」と入力してjapaneseを選択し日本語化しましょう。

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「RG556」は基本AndoroidOSです。バグフィックスアプデも、他アプリ検索にも
ネット環境が必須となるので、ネットワーク設定も最初に済ませておきましょう。

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ネットさえ繋がれば、AndoroidOSなのでゲームだけでなく
ネットブラウジングや他アプリインストールも可能となります。
つまり電子書籍も読めるし、YoutubeやNetflixといった動画視聴も可能です。
これは派手に嬉しい。

ネットブラウジング当たり前
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Youtube、デカ画面で見れる
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Netflix、デカ画面で見れる
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電子書籍、横長大画面なので2ページ見開きで読める!!
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左手側のホームボタンでエミュレータセレクト。
ANBERNICの基本的なメニューUIなので、エミュセレクトに戸惑うことは
なさそうですが、「RG556」はプリインストールされているデモゲームがないので
基本的に全部空です。
なので自分でフォルダを作り、そこにROMイメージを入れていく
導入準備作業が必要になってきます。

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空のmicroSDを用意し一度フォーマット。
ストレージ内に自分で「3DS」「PS2」「Wii」といったフォルダを
半角英数字で打ち込み、その中に対応したROMイメージを入れてゆきます。
ROMイメージは吸い出し方法など各所で解説されているのでググってみてください。

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導入後もすぐには反映されません。
初期ブラウズが本体側になっているので、microSDを選択し
こちらでフォルダを指定してやる必要があります。
「RG556」ではなく「disk」を選択し、そこからROMの入っているフォルダを
選択・指定してください。

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エミュレーション・総括


手順通りに作業を完了させれば晴れてゲームが動きます。

PS2ゲームが携帯機で起動!!
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早速PS2ゲームを動かしてみたのですが、凄いですね。
もっとカクカクしてしまうの覚悟でしたが、激しい動きに
ボタン・キー操作もしっかりついてきてます。非常に滑らかです。

これはもう殆ど100%レベルでエミュレーションに成功していると言えるかも。
いや、有機EL液晶デカ画面で実機以上のクオリティです、これ。素直に凄い!

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前述通り「RG556」は本当にどんなゲームでも動きます。
ファミコン、スーファミ、GBAなんて当たり前、
PS1、PSP、Wii、3DS…とにかく遊びきれないほど、
あらゆるレトロゲームがサクサク快適に動きます。

フリーズが起きない、カクつかないのは、従来機と違ってスペック重視、
メモリ積んでくれたおかげでしょう。
間違いなくこれまでのANBERNICシリーズで、動作環境だけで見れば
最高峰の位置づけのハードになります。

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さらにこれはここだけ情報ということで、ここまで読んでくれた皆さんにだけ、
こっそりと教えておきます。

公式表記なし、他解説ブログでも解説なし、本体自体まだ来月まで
日本上陸しないので、おそらく世界中でまだ誰も触れていない
「RG556」の凄い底力、可能性。


これSwitchも動きます。

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しかもめちゃくちゃ快適に動作します。有機EL美しいです。
まだ「ステートセーブ」までは対応しませんが、実機と遜色なく動作します。
化け物です、このハード


レトロゲーにとどまらず、最新ゲームまで何でも動く
化け物ハードANBERNIC RG556」。

気になるお値段ですが、今なら期間限定プレリリースセールで1500円オフ、
26,499円で提供されています。

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いつもコスパ重視のANBERNIC製品からすると割高に感じるのは否めませんが、
上記の内容を見てもらえば、これはそれだけ、いやそれ以上の価値がある
とんでもないハードだとわかってもらえるかと思います。
むしろよく3万円以内に収めてくれました。

ゲームハードの括りではありますが、前述の通り本も読めるし動画も見れるし
ネットもできるので、ある意味ノートPC・小型タブレットと
同等の価値あるハードと言えるでしょう。

「ANBERNIC RG556」には、本当にまだまだ紹介しきれていない
便利機能が多すぎる凄いハードです。
ソフトの出ないやらない高額ハードを買うくらいなら、こっち買った方が
遥かに実用的で毎日の生活に役立つのではないでしょうか。

ANBERNICさんは、本当に凄いハードを作りました。
この解説は次回に続きます。
ここまで長々お付き合い、読んでいただきありがとうございました。感謝です。
それでは、また! ( ´・ω・)y─┛~~~oΟ◯

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